鎮静
麻酔の3要素 鎮静 鎮痛 筋弛緩 の一つ。
●鎮痛→鎮静(疼痛が有ると鎮静もなかなか効かない)
●持続静注に使える鎮静薬:ミダゾラム(ドルミカム)・プロポフォール(ディプリバン)・ケタミン(ケタラール)・デクスメデトミジン(プレセデックス)
プロポフォール(ディプリバン) 導入・切れが良く最も使われる。
ケタミン(ケタラール)「解離性麻酔薬」=新皮質と視床だけ抑制、辺縁系・網様体賦活系は活性化 → 血圧・心拍数 低下なし、呼吸抑制も少ない。筋注もあり。
じゃあなぜプロポフォールに負けてるのか?→切れが悪い・悪夢がある
ミダゾラム(ドルミカム);BZP自体の副作用がある+鎮静が深いためICU滞在延長しがち→プロポフォールに押され気味。
デクスメデトミジン(プレセデックス) 使用期間5日間を超える場合はエビデンスが少ない
★TIVA 全静脈麻酔薬 total intravenous anesthesia : 吸入を使わない、IVのみ の 鎮静+鎮痛+筋弛緩。