血液培養検査、薬剤感受性試験 の原理

 記憶に頼って書いているので(いつもより更に笑)信憑性の保証はありません。

 
<血液培養の陽性感知>
血液培養ボトルを、概ね35度程度に保たれている血液培養自動分析装置に入れる。
血液培養ボトルの中で増殖した細菌が産生したCO2によって、血液培養ボトルの底の培地みたいなやつの色がオレンジ色に変色する。
血液培養自動分析装置は、10分おきとか定期的に色判定を行っており、色変化が出たらランプが点灯するようになっている。
 
検査技師さんが定期的に見ていて、陽性になった時点で、グラム染色、培養を行う。
グラム染色や匂い等で菌の方向性が予想された場合は、ルーチンで使用する培地に加え、適宜適していそうな培地で培養してくれている。
 
<薬剤感受性試験>
・培養した菌を生食に溶かし、機械で測定し一定濃度にする(濁り具合を見るらしい)
・各種抗菌薬がプリセットしてあるマイクロタイタープレートと上記菌液を専用機械にセットすると、マイクロタイタープレートの各くぼみ(ウェル)に、自動で等量の菌液を投入してくれる